ダイビング用語が変わる。
2013年 11月 27日
こないだPADIから 用語が変更 または新規用語が出てくると聞いていたが、出てきました。
なかでも興味深いものは
無減圧または減圧不要 という言葉が変わるってこと。
「ノンストップ」 という用語に変えるとのことだ。
たしかに。減圧が無い とか 減圧がいらない という意味での
無減圧 減圧不要っていうのは ちょっとどうかな っとも思う。
そのそも浮上中は「減圧」過程真っ最中ですから
減圧停止が必要な潜水→減圧潜水
減圧停止がなくてもいい潜水→無減圧(減圧不要)潜水
ではなくて
実質的に ノンストップで水面に出ても減圧症のリスクは少ないってことで 「ノンストップ」はいいと思う。
ただし 「ノンストップ」で水面に出るよりも 「安全停止」してあがるようにするべきなのはいうまでもないが。
ま、とにかく 「無減圧(減圧不要)」は ノンストップ に変わるっていうニュースです。
あと新語というか
今までテックでは使ってましたけど
トリム って言葉。せきちゅうは ウエイトの左右バランスとか前後バランスって言葉とともに一部コースなどでも使っていましたが、リクリエーショナルの領域に出てきましたね。「トリム」=水平姿勢ってことです。
ほかは 「窒素酔い」ってのが 「ガス昏睡」に。
これは 窒素だけではなくて酸素も頭がボーっとしたりする原因ガスとしてなりえるので
「窒素」だけではないってことで 「ガス」という言葉に変えた模様。
なるほどー って思ったのは
「エア・マネージメント」
OWクラスの生徒から教育していくべきことですが 常に自分の残圧レベルを知って残圧を把握、考えながら潜水計画するってときに必要な知識。
それに これ
「正しい水面習慣」
水面にいるときは必ず浮力を確保してマスクは顔につけたまま、マスクまたはスノーケルをくわえたままにする習慣だそうだ。
とても素晴らしい習慣でありますが 正しい生活習慣はご自身で学ばなければいけません。。。
ほかにも
深い腹式呼吸(スキンダイブの前のハイパーベンチレーションはよくないから)とか
腰を痛めないように器材を担ぐ方法(背中を伸ばして足を使って持ち上げる)なんかも
初級コースに入ってくるようです。ま、覚えてて当たり前といえば当たり前ですが 改めてきちんと知っておけば ダイビング以外でも重量物を持ち上げるときにも 腰を痛めなくて済むかもしれないですね。
では。