業界を改善していく。
2007年 11月 09日
そーすると、そのまま何もぜずにはいられない性分だから、こりゃ問題ちゃいますか、改善せなあきませんね、などと言いたくなってくるもんで
だからといって、たとえば投票もしないのに政治の愚痴を言うばっかりのようなおっさんのように、言うばっかりで行動しないのは、これまた性分にないもので、つい動いてしまう。
たまたまお声をかけていただいたからこそ、でもあり、はたまた仲間で議論していた議題が取り出されたことでもあるので、ほな、いえる機会にいうとかな。
とこれまた「なみよいくじら道」(←どんな道?)として(笑)
大阪地区スクーバダイビング安全対策協議会代表代理としていってきたわけでありまする。
11/9-10に横浜で開催された
「第42回日本高気圧環境・潜水医学会」とやらに行ってきただけでなく、
「報告者」、横文字で言うと、「シンポジニスト」(というのか?)として行ってきた。
東京から西伊豆に潜るに行った帰りに、車で帰ると箱根の山を越えるいわゆる「高所移動」をしなければならないが、そうすると減圧症の発症率が高くなる。・・・・という発表が前回あったものだから、関西でもつくっとかな、ということで、仲間のUS氏が苦労してかき集めてくれてまとめた資料を発表させていただける機会にめぐり合い「学会のジョイントシンポジウム」にて報告してきました。
(くわしくは、DANの会報誌に掲載予定)
ダイビングの後の帰路、和歌山や音海・越前から大阪方面は、高速道路で300m以上の標高はありませんでした。
が西名阪自動車道をとおって名阪国道で三重に帰る方、小倉IC付近が標高511m、加太トンネルで340mありますので、最終日は無減圧潜水はもちろんのこと水面休息は十分に取ってから(24時間後)通過するようにしてくださいね。十分に取れないときは?いえいえ、そうではなくてもっと積極的な方法は最終ダイブをナイトロックスで潜ると宿泊するより安いかと。・・・・もしくは浮上後または安全停止中に酸素(または高濃度酸素ナイトロックス)を吸って(20分以上)窒素を洗い出し、理想を言えば高所通過中も酸素吸うほうが良いでしょう。
(DAN会報Vol36参照でも専門の先生からのが話が出てます)
データ提供はNEXCO西日本/中日本・奈良県警HP/国土交通省北勢事務所からです。
大阪地区における減圧障害受け入れの現状も報告してきましたが、それはまた後日に。
写真はダイビング業界・潜水医学会のお歴々とともに飲み会。こういうときに本音トークが出て、ほなそれやらなあかんなーと協力体制が築かれるのでもあるのかもね(笑)
沖縄・静岡・北海道の安全対策協議会代表の方々とNPO、DCIML、行政関係・DAN 潜水医学会の先生方とそれを取りまとめる人たちでパチリ。
みんなめっちゃいい人だちでした。 「なんとかしやな」、と全国から集まってきた人たちですから♪